昨日の修理依頼で入庫したヤマハのアプリオ(SA11J)
エンジン始動不可ということでお預かりしましたが、あずかってみるとすぐにエンジンはすぐにかかりました。
でも、しばらくするとエンストしたり、時々異常に回転が高くなるという不調が発生しました。
いろいろ点検した結果、インレットマニホールドに劣化による亀裂が発見されました。
ここから二次空気を吸うことにより混合比が薄くなり、以上燃焼をおこし回転が異常にあがることが多いですね。
2012年2月27日月曜日
2012年2月20日月曜日
初回のオイル交換は大切です
当店でバイクを販売し納車させていただく際は、1000km走行時もしくは1ヶ月のどちらか早く訪れた方のタイミングでオイル交換をしていただくようお勧めしています。
新車時はエンジン内部にスラッジと呼ばれる汚れや金属粉が発生しやすい為で、それを取り除く目的があります。
こちらが納車後1ヶ月で走行1300kmのスズキ レッツ4のドレンボルトです。
レッツ4のドレンボルトは先端がマグネットになっているのでエンジン内部で発生した金属粉が黒い塊となって、くっついています。
こちらが清掃後のドレンボルトです。
比べるとかなりの体積の金属粉が発生していたことがわかると思います。
新車時より1000km走行までの間が特に発生しやすいので、初回の早めのオイル交換は重要です。
以降は3000km走行、もしくは6ヶ月毎のどちらか早くおとずれたタイミングをお勧めしています。
新車時はエンジン内部にスラッジと呼ばれる汚れや金属粉が発生しやすい為で、それを取り除く目的があります。
こちらが納車後1ヶ月で走行1300kmのスズキ レッツ4のドレンボルトです。
レッツ4のドレンボルトは先端がマグネットになっているのでエンジン内部で発生した金属粉が黒い塊となって、くっついています。
こちらが清掃後のドレンボルトです。
比べるとかなりの体積の金属粉が発生していたことがわかると思います。
新車時より1000km走行までの間が特に発生しやすいので、初回の早めのオイル交換は重要です。
以降は3000km走行、もしくは6ヶ月毎のどちらか早くおとずれたタイミングをお勧めしています。
2012年2月19日日曜日
スローパンク
空気を入れても2ヶ月くらいでペッチャンコになるのでタイヤを交換してほしいということで入庫。
見るとタイヤの山は充分に残っているのでもったいないなと思い点検してみた。
・・・するとタイヤサイドの劣化したひび割れ部分より極少のエアー洩れ。
これは、やはり交換するしかないですね。
動画はコチラ
見るとタイヤの山は充分に残っているのでもったいないなと思い点検してみた。
・・・するとタイヤサイドの劣化したひび割れ部分より極少のエアー洩れ。
これは、やはり交換するしかないですね。
動画はコチラ
ブレーキの「キーキー」音
先日、1ヶ月点検を受けに来られたお客様よりブレーキをかけた時の「キーキー」音について指摘されました。
ブレーキは摩擦を利用している為、どうしても摩擦音が発生してしまうことがあるということと、現車の音自体も小さかったので異常や故障ではないということを説明させていただいた上でブレーキシューの表面の修正作業をさせていただきました。
リヤ修正前
リヤ修正後
フロント修正前
フロント修正後
長い期間に渡って音が発生しないようにするのは難しいですね。
ブレーキは摩擦を利用している為、どうしても摩擦音が発生してしまうことがあるということと、現車の音自体も小さかったので異常や故障ではないということを説明させていただいた上でブレーキシューの表面の修正作業をさせていただきました。
リヤ修正前
リヤ修正後
フロント修正前
フロント修正後
長い期間に渡って音が発生しないようにするのは難しいですね。
2012年2月14日火曜日
新車整備時にもカーボンクリーナー
本日は明日納車予定のレッツ4の整備をしました。 当店では新車の整備時に、ガソリンにカーボンクリーナーを添加させていただいております。 そうすることで、ポートや燃焼室内に膜が形成されカーボンの付着が抑えられます。 納車以降も6ヶ月毎のオイル交換時にカーボンクリーナーを添加させていただいております。
2012年2月12日日曜日
アイドリング不調
平成20年登録 CA45型 スズキレッツ4 走行距離 推定230908km
アイドリング不調ということで入庫
FIウォーニングランプが点灯しアイドリング回転数が勝手に上下してます。
決してスロットルをあおってる訳ではありません。
故障診断モードで故障コードを確認
FIランプが4回点滅を繰り返してるのでコードは4かと思いきや
マニュアルを確認すると、これは4と0の組み合わせでコードは40
コード40をマニュアルで確認するとアイドルエアコントロールバルブの異常である。
交換すべきかどうか、スズキのサービスへ確認したところ取り外して清掃すると回復することもあるそうだ。
とりあえず外してみる。
見た目にも汚れているしバルブを手で動かしてみてもネチョッとした感じで動きが重い。
これまでに燃焼室内のカーボン堆積による圧縮不良を度々起こし、その度にインテークよりエンジンコンディショナーを大量にスプレーしたのが原因と思われる。(ってことは俺のせいである)
落ち込んでもしょうがないので綿棒とパーツクリーナーでせっせと掃除した。
そして組み付けエンジン始動して確認。
FIランプも点灯しなくなりアイドリングも安定。
とりあえずこれで様子を見てもらおう。
アイドリング不調ということで入庫
FIウォーニングランプが点灯しアイドリング回転数が勝手に上下してます。
決してスロットルをあおってる訳ではありません。
故障診断モードで故障コードを確認
FIランプが4回点滅を繰り返してるのでコードは4かと思いきや
マニュアルを確認すると、これは4と0の組み合わせでコードは40
コード40をマニュアルで確認するとアイドルエアコントロールバルブの異常である。
交換すべきかどうか、スズキのサービスへ確認したところ取り外して清掃すると回復することもあるそうだ。
とりあえず外してみる。
見た目にも汚れているしバルブを手で動かしてみてもネチョッとした感じで動きが重い。
これまでに燃焼室内のカーボン堆積による圧縮不良を度々起こし、その度にインテークよりエンジンコンディショナーを大量にスプレーしたのが原因と思われる。(ってことは俺のせいである)
落ち込んでもしょうがないので綿棒とパーツクリーナーでせっせと掃除した。
そして組み付けエンジン始動して確認。
FIランプも点灯しなくなりアイドリングも安定。
とりあえずこれで様子を見てもらおう。
2012年2月4日土曜日
非売品ですがこういうのも展示しています
いざという時、役に立つ。 ブリヂストンのエマルジェン。
普段は分解してコンパクトな収納ケースに入れて保管します。
いざというときは5分で組み立て、すぐに使えます。
エアレスタイヤなので空気を入れる必要もありません。
2012年2月3日金曜日
2012年2月2日木曜日
完璧な予防策はないものか?
2ストローク機関が廃止されて何年たったのでしょうか?
4ストローク機関が主流になった現代ですが、4ストローク特有の問題点がありますね。
昨日、エンジン始動不可として入庫した車両は、平成19年式CA45A型スズキのレッツ4G
走行距離は 2917km 前回のオイル交換は平成22年9月 走行距離は1200km時です。
当店では6ヵ月毎のオイル交換をお勧めしていますので、1年弱オーバーしていることになります。
とりあえずキックペダルを踏んでみると、明らかにスカスカで抵抗がなく圧縮不良です。
コンプレッションゲージで計ってみました。
6kgf/cm2とあきらかにひくいです。
燃料の燃焼時に発生したカーボンがバルブとバルブシート部に堆積しバルブが閉じきらず圧縮不良に至るのです。
プラグ穴やインテークよりワコーズのエンジンコンディショナーを注入
とりあえず、エンジンが始動する状態になりました。
再度、コンプレッションゲージで圧縮を測定
12kgf/cm2まで回復しましたね。
最後にガソリンタンク内にカーボンクリーナーを添加して、整備は完了です。
4ストローク機関が主流になった現代ですが、4ストローク特有の問題点がありますね。
昨日、エンジン始動不可として入庫した車両は、平成19年式CA45A型スズキのレッツ4G
走行距離は 2917km 前回のオイル交換は平成22年9月 走行距離は1200km時です。
当店では6ヵ月毎のオイル交換をお勧めしていますので、1年弱オーバーしていることになります。
とりあえずキックペダルを踏んでみると、明らかにスカスカで抵抗がなく圧縮不良です。
コンプレッションゲージで計ってみました。
6kgf/cm2とあきらかにひくいです。
燃料の燃焼時に発生したカーボンがバルブとバルブシート部に堆積しバルブが閉じきらず圧縮不良に至るのです。
プラグ穴やインテークよりワコーズのエンジンコンディショナーを注入
とりあえず、エンジンが始動する状態になりました。
再度、コンプレッションゲージで圧縮を測定
12kgf/cm2まで回復しましたね。
最後にガソリンタンク内にカーボンクリーナーを添加して、整備は完了です。
以上でお客様に、お引渡しして様子を見ながら乗っていただくことになりますが、再度不調が発生するようですと、エンジンのオーバーホールが必要となります。
先にも書きましたように当店で購入された、お客様には6ヶ月毎のオイル交換をお勧めしていますが、そのオイル交換時と新車お引渡し前に、このカーボンクリーナーをサービスで添加させていただいております。
トラブルの未然防止の為にも、オイル交換時期をしっかりお守りいただき当店へご来店いただきますよう、よろしくお願いいたします。
2012年2月1日水曜日
懐かしい一品
昔の自転車にはハンドルによくこういう物がついていました。
ボタンを押すと・・・
今でも、いい音が鳴ります。
中身はこんな感じです。
単2乾電池1個でさどうします。
パッケージは少々破損してますが当時の物です。
在庫は1個だけあります。・・・佐竹田
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