電動アシスト自転車をご利用の皆様、リチウムイオンバッテリーは、低温に非常に弱いです。
この為、最近の極寒時にはフル充電していても、少しの距離を走っただけで、すぐに減ってしまうことがあります。
少し面倒ですが、乗らない時はバッテリーを取り外して、暖かい室内にて保管し乗る直前に、自転車に装着することをお勧めします。
そうすることで、20%~40%航続距離を伸ばすことが出来ます。
2012年12月24日月曜日
2012年12月10日月曜日
2012年10月23日火曜日
納車後1ヶ月走行距離500kmで早くも不調
2012年式 AA04型スーパーカブ50
納車後1ヶ月で走行中にエンスト後、再始動不可ということで入庫。
キックペダルを踏んだ感触は、明らかに圧縮不良。
コンプレッションテスターにて何度か測定すると5kgf/cm2~7kgf/cm2と低い。
ちょっと早すぎるが、よくあるバルブへのカーボン噛みか?と思いつつシリンダーヘッドの分解整備にとりかかる。
燃焼室内は、綺麗だが排気ポート内は真っ黒です。
整備完了後、圧縮は12kgf/cm2に回復したがエンジンは始動しない。
プラグを確認すると、わずか5秒程度のクランキングを行っただけで、ガソリンでビチョビチョだ。
インジェクターからの噴射量が多すぎるのかと思い確認すると、クランキングをする前に、メインスイッチをONにしただけでガソリンが噴射された。
映像はコチラ
インジェクターが閉じきっていなかったようです。
故に混合気が濃すぎる為、カーボンが発生しやすい状況にあったようで、主原因はインジェクターでした。
インジェクター交換後は一発始動でした。
納車後1ヶ月で走行中にエンスト後、再始動不可ということで入庫。
キックペダルを踏んだ感触は、明らかに圧縮不良。
コンプレッションテスターにて何度か測定すると5kgf/cm2~7kgf/cm2と低い。
ちょっと早すぎるが、よくあるバルブへのカーボン噛みか?と思いつつシリンダーヘッドの分解整備にとりかかる。
燃焼室内は、綺麗だが排気ポート内は真っ黒です。
整備完了後、圧縮は12kgf/cm2に回復したがエンジンは始動しない。
プラグを確認すると、わずか5秒程度のクランキングを行っただけで、ガソリンでビチョビチョだ。
インジェクターからの噴射量が多すぎるのかと思い確認すると、クランキングをする前に、メインスイッチをONにしただけでガソリンが噴射された。
映像はコチラ
インジェクターが閉じきっていなかったようです。
故に混合気が濃すぎる為、カーボンが発生しやすい状況にあったようで、主原因はインジェクターでした。
インジェクター交換後は一発始動でした。
2012年8月12日日曜日
お盆休みのお知らせ
8月14日から8月16日までの間をお盆休みとさせていただきます。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。
私は、連休を利用して岐阜県飛騨市のレールマウンテンバイク ガッタンゴーに乗りに行く予定です。
レールマウンテンバイク ガッタンゴー
マイバイクも持っていって乗鞍も上ってみる予定です。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。
私は、連休を利用して岐阜県飛騨市のレールマウンテンバイク ガッタンゴーに乗りに行く予定です。
レールマウンテンバイク ガッタンゴー
マイバイクも持っていって乗鞍も上ってみる予定です。
2012年6月29日金曜日
2012年6月26日火曜日
2012年5月28日月曜日
2012年3月9日金曜日
火花が弱い
旧車と呼んでもいいであろうスズキのラブスリー(CA15A)がエンジン始動不可ということで入庫
約30年前の車両になりますかね、手こずるかもしれないと思いました。
とりあえずプラグをチェック。
こりゃダメですな。
案外これだけで、速攻で解決かと思いきや、そうもいきませんでした。
続いてエアクリーナーを確認すると
ボロボロに崩れて影も形も無くなってました。
すべてインテークより吸い込んでしまったのでしょう。
各エアジェット部にエアフィルターの残骸と思われるドロドロ状のものが付着。
旧車だけに無用な分解は避けたいので、とりあえずこの表面に付着したドロドロのみを除去し、スプレーのエンジンコンディショナーを吹き込んでおいた。
あと、ガソリンタンク内が錆びているのも気になったが、とりあえずは気にしないことにした。
ここまでの点検と作業を行った上で、始動をトライしてみたところ、不思議なことにキックでは100発100中とまではいかないまでも、わりと始動する兆候がある。
始動してしまうとエンストする様な不調は感じられない。
しかしセルスターターでは全く始動しない。
不思議に思いながらも、何度も始動をトライしているうちに最初のプラグ交換時に火花を確認した際に火花がなんとなく弱いような気がしたことを思い出した。
それがコチラ
あらためてよく見回してみるとハイテンションコードがイグニッションコイル接続部の根元で断線していました。
ハイテンションコードは非常に高い電圧がかかるので少々の断線ではプラグに火が飛ぶのと同様に電気が流れてしまうのでしょうね。
なのでキックでは始動できても、セルスターターではモーターのほうにも大きな電力が必要な為、断線したハイテンションコードには充分な電力が流れないのでしょうね。
このラブスリーはハイテンションコードとイグニッションコイルとCDIが一体になってます。
ユニット・コイルアッシ・イグニッション交換後の火花はコチラ
エアクリーナーも新品に交換後、テスト走行してみたところ不調もなく良く走りました。
2012年3月2日金曜日
2012年2月27日月曜日
2スト特有の症状かな?ヤマハ アプリオ SA11型
昨日の修理依頼で入庫したヤマハのアプリオ(SA11J)
エンジン始動不可ということでお預かりしましたが、あずかってみるとすぐにエンジンはすぐにかかりました。
でも、しばらくするとエンストしたり、時々異常に回転が高くなるという不調が発生しました。
いろいろ点検した結果、インレットマニホールドに劣化による亀裂が発見されました。
ここから二次空気を吸うことにより混合比が薄くなり、以上燃焼をおこし回転が異常にあがることが多いですね。
エンジン始動不可ということでお預かりしましたが、あずかってみるとすぐにエンジンはすぐにかかりました。
でも、しばらくするとエンストしたり、時々異常に回転が高くなるという不調が発生しました。
いろいろ点検した結果、インレットマニホールドに劣化による亀裂が発見されました。
ここから二次空気を吸うことにより混合比が薄くなり、以上燃焼をおこし回転が異常にあがることが多いですね。
2012年2月20日月曜日
初回のオイル交換は大切です
当店でバイクを販売し納車させていただく際は、1000km走行時もしくは1ヶ月のどちらか早く訪れた方のタイミングでオイル交換をしていただくようお勧めしています。
新車時はエンジン内部にスラッジと呼ばれる汚れや金属粉が発生しやすい為で、それを取り除く目的があります。
こちらが納車後1ヶ月で走行1300kmのスズキ レッツ4のドレンボルトです。
レッツ4のドレンボルトは先端がマグネットになっているのでエンジン内部で発生した金属粉が黒い塊となって、くっついています。
こちらが清掃後のドレンボルトです。
比べるとかなりの体積の金属粉が発生していたことがわかると思います。
新車時より1000km走行までの間が特に発生しやすいので、初回の早めのオイル交換は重要です。
以降は3000km走行、もしくは6ヶ月毎のどちらか早くおとずれたタイミングをお勧めしています。
新車時はエンジン内部にスラッジと呼ばれる汚れや金属粉が発生しやすい為で、それを取り除く目的があります。
こちらが納車後1ヶ月で走行1300kmのスズキ レッツ4のドレンボルトです。
レッツ4のドレンボルトは先端がマグネットになっているのでエンジン内部で発生した金属粉が黒い塊となって、くっついています。
こちらが清掃後のドレンボルトです。
比べるとかなりの体積の金属粉が発生していたことがわかると思います。
新車時より1000km走行までの間が特に発生しやすいので、初回の早めのオイル交換は重要です。
以降は3000km走行、もしくは6ヶ月毎のどちらか早くおとずれたタイミングをお勧めしています。
2012年2月19日日曜日
スローパンク
空気を入れても2ヶ月くらいでペッチャンコになるのでタイヤを交換してほしいということで入庫。
見るとタイヤの山は充分に残っているのでもったいないなと思い点検してみた。
・・・するとタイヤサイドの劣化したひび割れ部分より極少のエアー洩れ。
これは、やはり交換するしかないですね。
動画はコチラ
見るとタイヤの山は充分に残っているのでもったいないなと思い点検してみた。
・・・するとタイヤサイドの劣化したひび割れ部分より極少のエアー洩れ。
これは、やはり交換するしかないですね。
動画はコチラ
ブレーキの「キーキー」音
先日、1ヶ月点検を受けに来られたお客様よりブレーキをかけた時の「キーキー」音について指摘されました。
ブレーキは摩擦を利用している為、どうしても摩擦音が発生してしまうことがあるということと、現車の音自体も小さかったので異常や故障ではないということを説明させていただいた上でブレーキシューの表面の修正作業をさせていただきました。
リヤ修正前
リヤ修正後
フロント修正前
フロント修正後
長い期間に渡って音が発生しないようにするのは難しいですね。
ブレーキは摩擦を利用している為、どうしても摩擦音が発生してしまうことがあるということと、現車の音自体も小さかったので異常や故障ではないということを説明させていただいた上でブレーキシューの表面の修正作業をさせていただきました。
リヤ修正前
リヤ修正後
フロント修正前
フロント修正後
長い期間に渡って音が発生しないようにするのは難しいですね。
2012年2月14日火曜日
新車整備時にもカーボンクリーナー
本日は明日納車予定のレッツ4の整備をしました。 当店では新車の整備時に、ガソリンにカーボンクリーナーを添加させていただいております。 そうすることで、ポートや燃焼室内に膜が形成されカーボンの付着が抑えられます。 納車以降も6ヶ月毎のオイル交換時にカーボンクリーナーを添加させていただいております。
2012年2月12日日曜日
アイドリング不調
平成20年登録 CA45型 スズキレッツ4 走行距離 推定230908km
アイドリング不調ということで入庫
FIウォーニングランプが点灯しアイドリング回転数が勝手に上下してます。
決してスロットルをあおってる訳ではありません。
故障診断モードで故障コードを確認
FIランプが4回点滅を繰り返してるのでコードは4かと思いきや
マニュアルを確認すると、これは4と0の組み合わせでコードは40
コード40をマニュアルで確認するとアイドルエアコントロールバルブの異常である。
交換すべきかどうか、スズキのサービスへ確認したところ取り外して清掃すると回復することもあるそうだ。
とりあえず外してみる。
見た目にも汚れているしバルブを手で動かしてみてもネチョッとした感じで動きが重い。
これまでに燃焼室内のカーボン堆積による圧縮不良を度々起こし、その度にインテークよりエンジンコンディショナーを大量にスプレーしたのが原因と思われる。(ってことは俺のせいである)
落ち込んでもしょうがないので綿棒とパーツクリーナーでせっせと掃除した。
そして組み付けエンジン始動して確認。
FIランプも点灯しなくなりアイドリングも安定。
とりあえずこれで様子を見てもらおう。
アイドリング不調ということで入庫
FIウォーニングランプが点灯しアイドリング回転数が勝手に上下してます。
決してスロットルをあおってる訳ではありません。
故障診断モードで故障コードを確認
FIランプが4回点滅を繰り返してるのでコードは4かと思いきや
マニュアルを確認すると、これは4と0の組み合わせでコードは40
コード40をマニュアルで確認するとアイドルエアコントロールバルブの異常である。
交換すべきかどうか、スズキのサービスへ確認したところ取り外して清掃すると回復することもあるそうだ。
とりあえず外してみる。
見た目にも汚れているしバルブを手で動かしてみてもネチョッとした感じで動きが重い。
これまでに燃焼室内のカーボン堆積による圧縮不良を度々起こし、その度にインテークよりエンジンコンディショナーを大量にスプレーしたのが原因と思われる。(ってことは俺のせいである)
落ち込んでもしょうがないので綿棒とパーツクリーナーでせっせと掃除した。
そして組み付けエンジン始動して確認。
FIランプも点灯しなくなりアイドリングも安定。
とりあえずこれで様子を見てもらおう。
2012年2月4日土曜日
非売品ですがこういうのも展示しています
いざという時、役に立つ。 ブリヂストンのエマルジェン。
普段は分解してコンパクトな収納ケースに入れて保管します。
いざというときは5分で組み立て、すぐに使えます。
エアレスタイヤなので空気を入れる必要もありません。
2012年2月3日金曜日
2012年2月2日木曜日
完璧な予防策はないものか?
2ストローク機関が廃止されて何年たったのでしょうか?
4ストローク機関が主流になった現代ですが、4ストローク特有の問題点がありますね。
昨日、エンジン始動不可として入庫した車両は、平成19年式CA45A型スズキのレッツ4G
走行距離は 2917km 前回のオイル交換は平成22年9月 走行距離は1200km時です。
当店では6ヵ月毎のオイル交換をお勧めしていますので、1年弱オーバーしていることになります。
とりあえずキックペダルを踏んでみると、明らかにスカスカで抵抗がなく圧縮不良です。
コンプレッションゲージで計ってみました。
6kgf/cm2とあきらかにひくいです。
燃料の燃焼時に発生したカーボンがバルブとバルブシート部に堆積しバルブが閉じきらず圧縮不良に至るのです。
プラグ穴やインテークよりワコーズのエンジンコンディショナーを注入
とりあえず、エンジンが始動する状態になりました。
再度、コンプレッションゲージで圧縮を測定
12kgf/cm2まで回復しましたね。
最後にガソリンタンク内にカーボンクリーナーを添加して、整備は完了です。
4ストローク機関が主流になった現代ですが、4ストローク特有の問題点がありますね。
昨日、エンジン始動不可として入庫した車両は、平成19年式CA45A型スズキのレッツ4G
走行距離は 2917km 前回のオイル交換は平成22年9月 走行距離は1200km時です。
当店では6ヵ月毎のオイル交換をお勧めしていますので、1年弱オーバーしていることになります。
とりあえずキックペダルを踏んでみると、明らかにスカスカで抵抗がなく圧縮不良です。
コンプレッションゲージで計ってみました。
6kgf/cm2とあきらかにひくいです。
燃料の燃焼時に発生したカーボンがバルブとバルブシート部に堆積しバルブが閉じきらず圧縮不良に至るのです。
プラグ穴やインテークよりワコーズのエンジンコンディショナーを注入
とりあえず、エンジンが始動する状態になりました。
再度、コンプレッションゲージで圧縮を測定
12kgf/cm2まで回復しましたね。
最後にガソリンタンク内にカーボンクリーナーを添加して、整備は完了です。
以上でお客様に、お引渡しして様子を見ながら乗っていただくことになりますが、再度不調が発生するようですと、エンジンのオーバーホールが必要となります。
先にも書きましたように当店で購入された、お客様には6ヶ月毎のオイル交換をお勧めしていますが、そのオイル交換時と新車お引渡し前に、このカーボンクリーナーをサービスで添加させていただいております。
トラブルの未然防止の為にも、オイル交換時期をしっかりお守りいただき当店へご来店いただきますよう、よろしくお願いいたします。
2012年2月1日水曜日
懐かしい一品
昔の自転車にはハンドルによくこういう物がついていました。
ボタンを押すと・・・
今でも、いい音が鳴ります。
中身はこんな感じです。
単2乾電池1個でさどうします。
パッケージは少々破損してますが当時の物です。
在庫は1個だけあります。・・・佐竹田
2012年1月29日日曜日
ブレーキシューの交換時期
お客様よりスズキ レッツ4のブレーキをかけるとレバーが戻ってこなくなったとのご相談。
ブレーキシューの使用限界を超えているようです。
バイクのドラムブレーキには使用限界を確認する為のインジケーターがあります。
ブレーキシューの使用限界を超えているようです。
バイクのドラムブレーキには使用限界を確認する為のインジケーターがあります。
ブレーキレバーを握ったときにブレーキカムレバーのインジケーターがブレーキパネルの△マークと重なっていたら、交換時期です。
ブレーキシュー組み付け後の作動状態
ブレーキシュー交換後のインジケーター
早めの交換を心がけましょう。
2012年1月28日土曜日
2012年1月27日金曜日
長年使ったアクセルワイヤーは、交換しましょう!!
本日、昼一番で入庫した修理車、スズキ レッツⅡは10年以上使用されていました。
先日のお客様のお話では、減速しようとしてもアクセルが戻らなかったということでした。
状況を聞くとその日の朝方は特に冷え込んだ日でしたのでアクセルワイヤー内部に
長年にわたって溜まった水分が凍りついてしまった為だと思われました。
一度溜まってしまった水分を完全に除去することは出来ないのでアクセルワイヤーを交換しましょうということで本日、ご来店いただきました。
凍っていない状態でも、汚れや錆びが発生していると思われ動きが渋いです。
何か調子が悪いと思ったら早めに修理をしましょう。
先日のお客様のお話では、減速しようとしてもアクセルが戻らなかったということでした。
状況を聞くとその日の朝方は特に冷え込んだ日でしたのでアクセルワイヤー内部に
長年にわたって溜まった水分が凍りついてしまった為だと思われました。
一度溜まってしまった水分を完全に除去することは出来ないのでアクセルワイヤーを交換しましょうということで本日、ご来店いただきました。
凍っていない状態でも、汚れや錆びが発生していると思われ動きが渋いです。
何か調子が悪いと思ったら早めに修理をしましょう。
2012年1月26日木曜日
2012年1月20日金曜日
2012年1月19日木曜日
セルスターターの不調
4年ほど使用したスズキのアドレスV50のセルスターターが作動しないということで修理車が入庫しました。
ストップランプも点灯しないということだったので、ストップランプスイッチを疑いましたが、こちらはテール球の接触不良で単独の不具合でした。
バッテリーは、電圧も問題なくクロスチェックで他の車両では作動する事も確認しました。
スターターリレーはカチカチと音がなっているので作動していると思われました。
なのでリレーのカプラー部のスターターの配線を直結してみたところ、モーターは作動しませんでしたのでセルモーターの不具合だと判断しました。
お客様にはセルモーターの交換が必要で修理費用は少し高額になることを連絡を入れ了解を得てから、次の作業に取り掛かりました。
とりあえずセルモーターを取り外してみてダイレクトにバッテリーを接続してみると問題無くモーターは回りました。
よくよく調べてみると、セルモーターとメインのワイヤーハーネスをつなぐサブハーネスの導通がありませんでした。
これを新品に取り替えてバッチリセルモーターの作動は回復しました。
念のためこのサブハーネスのどの部分で断線しているかを調べてみました。
ハーネスを覆っている絶縁カバーを切って取り外す。
切り裂いて確認してみるが曲がっている部分に断線は見られない。
次回の為の参考になりました。
おきゃ様にも、当初の予定よりお安く修理する事が出来ました。
・・・佐竹田
ストップランプも点灯しないということだったので、ストップランプスイッチを疑いましたが、こちらはテール球の接触不良で単独の不具合でした。
バッテリーは、電圧も問題なくクロスチェックで他の車両では作動する事も確認しました。
スターターリレーはカチカチと音がなっているので作動していると思われました。
なのでリレーのカプラー部のスターターの配線を直結してみたところ、モーターは作動しませんでしたのでセルモーターの不具合だと判断しました。
お客様にはセルモーターの交換が必要で修理費用は少し高額になることを連絡を入れ了解を得てから、次の作業に取り掛かりました。
とりあえずセルモーターを取り外してみてダイレクトにバッテリーを接続してみると問題無くモーターは回りました。
よくよく調べてみると、セルモーターとメインのワイヤーハーネスをつなぐサブハーネスの導通がありませんでした。
これを新品に取り替えてバッチリセルモーターの作動は回復しました。
念のためこのサブハーネスのどの部分で断線しているかを調べてみました。
ハーネスを覆っている絶縁カバーを切って取り外す。
怪しいのは、不自然に折れ曲がっているこの部分。
切り裂いて確認してみるが曲がっている部分に断線は見られない。
ただ、そのさらに先の部分を手で触った感触がフニャフニャだったのでさらに切り裂いてみると
モーターに接続するターミナルの根元で断線していました。
次回の為の参考になりました。
おきゃ様にも、当初の予定よりお安く修理する事が出来ました。
・・・佐竹田
2012年1月16日月曜日
ブリヂストン ファインステンレス FS60Wの復活整備
ブリヂストンのファインステンレス FS60W
整備前のテスト走行では、ハンドルの重さが気になった
整備前のテスト走行では、ハンドルの重さが気になった
なのでステアリングヘッドから分解
特に損傷は無いがグリスはカチカチだ
綺麗にして新しいグリスで組み立てる
続いてフロントハブ
こちらは、やや汚れてるかなぁという感じ
洗浄後
洗浄後
そしてハンガーを分解
ここは、各パーツは綺麗な状態を保っているが、やはりグリスがカッチカチ
洗浄、グリスアップ後
組み立てて回転状態を確認
滑らかです
リヤホイール
まずはフリーギヤ部
オーバーホール前
リヤホイール
まずはフリーギヤ部
オーバーホール前
ちょっと回転が渋いですね
やわらかめのグリスを使用して組み立て
やわらかめのグリスを使用して組み立て
そして回転を確認
リヤハブシャフト部
ブレーキドラム側は汚れてるだけで問題は無し
フリーギヤ側は10個中1個のベアリングが割れていました
ここは10個全てを新品の球に交換して組み立て
やや錆びたチェーン
灯油で洗浄
最後に後ろタイヤと前カゴを新品にして完成
佐竹田
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